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2024年9月22日(火)~25日(金)にMesse Berlin(ベルリン、ドイツ)で開催された「InnoTrans 2024」に出展メンバーとして参加しました。
イノトランスは2年に一度開催される、世界各国の最新技術が集まる最大級の鉄道見本市です。
4日間の展示会の総来場者数は170,000人と、連日大盛況の開催となりました。
目次
当社ブースでは、インフォベール(デジタルサイネージ)、トレインシミュレーター、ネムラナビ(居眠り検知器)を展示いたしました。
出展場所は多くのサイネージが並ぶエリアです。
ブース前を通りかかった多くの方が透明型サイネージ Infoverre(Glassair)に興味を示してくださり、お立ち寄り頂きました。
ブース内では、トレインシミュレーターも体験頂けるようにいたしました。
想像していたよりも遥かに操作が難しく、それを常に完璧にこなされている運転士の方には脱帽です。(現役運転士の方にも体験頂きました)
トレインシミュレーターの隣にはネムラナビを設置いたしました。
よそ見や目をつぶる動作があった際に警告を鳴らす仕様となっております。
海外ではデッドマンペダルが普及しておりますが、新たなソリューションになるとのお言葉を頂きました。
*デッドマンペダル:運転士が意識不明状態となった際、自動的に動作(停止)する装置。
運転士は安全装置が作動しないよう、運転中に数秒ごとにペダルを踏む必要あり
ホールは出展製品でカテゴライズされているため、隣ブースの方とはバチバチな関係になると思いきや、お互いのブースに立ち寄って製品に関しての意見交換や情報交換をし、その分野をお互いに盛り上げていくパートナーであると再認識できました。
16時になるとハッピーアワーが始まり、無料でビールやジュースを配るブースもありました。ドイツの展示会では、ビールを飲むことがデフォルトの様です。
当社ブースではお立ち寄り頂いた方にキンキンに冷えた”おーいお茶”をお配りしました。
どこもビールであったため、日本茶は大人気でした。
当社ブースにお越し頂けるよう、イノトランス開催前にメール署名欄に出展情報を掲載したり、WhatsApp(海外版LINE)やメールにて個別連絡を行いました。
その甲斐あってか取引先様がわざわざ当社ブースにお越しくださり、大変嬉しかったです。また、普段アプローチすることが難しい、欧州やアジア各国の車両メーカー様や鉄道事業者様にも多数ご来場いただきました。
国内では、”ニシヤマさんは「サイネージ」もされているのですね”とお言葉を頂きますが、今回お立ち寄り頂いた海外の方に、ゴム製品も扱っていると説明すると驚いた反応をされるので非常に新鮮に感じました。
私は普段、海外のお客様とはオンラインミーティングで打ち合わせを行いますが、対面では圧倒的に理解度が違いました。なにせ相手の表情を見て、タイムリーに相手のリアクションを知ることができるからです。
オンラインではすぐ本題に入り、打ち合わせを終了することが多いです。雑談を通して、お互いのパーソナリティを垣間見ることができたのは何よりも楽しかったです。ある方が名刺の裏にベルリンのおすすめのバーとその住所を書いてくださり、海外特有のスマートな対応に心惹かれました。
海外営業にて常日頃意識しているのは「時差」ですが、イノトランス開催中はベルリンに皆様が集結されるため、打ち合わせのセッティングは非常にスムーズでした。
今回の展示会を通して新たに多くの方々と繋がることができ、お話も多数いただくことができました。今回展示した製品に限らず、当社の豊富な製品ラインナップや「ニシヤマ」について知って頂くなど、収穫が多い展示会でした。今後とも国内外問わず、取引先様に寄り添った営業活動に努めて参ります。
私は建物が好きですが、夜のベルリン大聖堂には圧倒され、しばらく立ち尽くしました。 大聖堂前の広場には街灯が少なく、建物が際立っていました。
噂通り、ビールジョッキには内容量の目盛りが引かれていました。
1リットルのジョッキを前にした時は飲み切れるか心配でしたが、その心配は無用でした。
展示会は9時から18時と長丁場ですが、その後に飲むビールは格別です。
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